蜃気楼の何が珍しいのか

蜃気楼を見るために、わざわざ海辺へ行くことはない。

街を歩いていれば、毎日が蜃気楼のようなものだ。

ふと顔を上げると、都市も、遠くの景色も、天の際も、

茫々たる人混みの中に浮いている。

ある友人は、「そんなに花を撮っていると、まるで引退したお年寄りのようだね」と言う。

けれど、私は花を撮るのが悪いことだとは思わない。

毎日見上げる青空や白い雲、そして咲き誇る花々。

この素晴らしい春の光景を、撮らずにいられるだろうか。

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